強み・こだわり
強みは製造システムそのものにある。サイズも文字構成も納期もバラバラな注文を、1枚の版の中にブロックを積むように隙間なくレイアウトし、材料と時間を無駄なく一括で製版する。小さな印一つを単体で製版すればコストが跳ね上がるところを、効率と作業性のバランスを取りながら作り込むノウハウが、製造量日本一を支えている。
製版から印面の製造、台木への貼り付けまで多くの工程を一貫して持ち、約50年ぶんのノウハウが凝縮されている。2005年に業界最大手のサンビーグループへ加入し、取扱種別を広げてきた。
歴史
1976年(昭和51年)、先代が現本社の近所にあった民家を改造して製版機を設置し、ゴム印製造をスタート。学校・店舗・企業向けの別製ゴム印を中心に、関東最大級の工場設備と生産力を持つまでに成長した。
社会変化の影響を受けやすい業界でもある。金融機関の合併が相次いだ時代は別製印の需要が高まる一方、年賀状用ゴム印の製造は10年以上前に止まり、学校の出席簿・通信簿で使われた生徒名のゴム印も教育現場のデジタル化で減少。こうした変化を受け、技術を活かしたBtoC製品の開発にも踏み出している。